Aoi's Freespace

2003年09月18日

星野監督と野村監督

星野監督がよくおっしゃる「この男は地獄を見てきたからな」というお話。

例えば、石毛投手、伊良部投手、片岡選手、藤本選手、赤星選手、早川選手などなど。 (個々のエピソードは割愛)

挫折や壁を知ってる人間は大きく育つという例なんだろうけど、その選手の中に 今岡選手や桧山選手もいれてあげたい。

というかですね、野村監督の狙いってコレだったんちゃう?というのが今回の焦点。

正直な話、今までの阪神っていうのは、ぬるま湯主義というか純血主義というか、ドラフト上位で縦縞に袖を通せば、あとは引退までまったりと野球しておけば、将来の仕事は確実(首脳陣入り)みたいな雰囲気があったわけよね。

例えば、野村監督の人当たりが良くて、今岡クンと桧山クンを金の卵ですよとばかりにちやほやしてたら、果たして今の彼らはあったんか?って話。

意気に感じて、よっしゃ監督のために頑張ったろって思ったかしら?

逆に弱小球団の中のお山の大将で終わってしまってたんとちゃう?って感じ。

例えば、日本ハムのエリート選手だった片岡選手。ぶっちゃけお山の大将だったと思う。それが、阪神に来て、まさかのスランプ。それだけでエリート意識ズタズタやん。本当に野球をやりたいんだったら、ゼロからやりなおさないとってことで、今年の片岡選手があるわけでしょ。

俺ってばすげぇって思いこんでたはずの今岡選手が、いったんノムさんにズタズタにされて、さらにPLの大先輩である片岡選手が阪神で苦しんでる。さらに、PL仲間の坪井選手がトレードに出されちゃう。こういう状況で、俺もやりなおさないといかん!って思わないわけはないはず。

いや、思ってないかもしれないけど、そう思わせるように星野監督が今岡選手をくすぐったに違いない。

桧山選手も俺ってすげぇと思ってたに違いない。昨オフの契約更改。 FA宣言までして粘ったけれど、どこからのオファーも全く無し。

もしかして、俺ってその程度の選手なん?

そう思ったはず。FA宣言してオファー無し。ある意味野球人としての否定みたいな。そこで、もう一度やり直してみようと。

そんな中で、広島で苦労して、さらにFAで阪神にやってきて、鉄の意志で己を律する金本選手の登場。広島にいたら将来安泰。FA移籍なら片岡選手や江藤選手みたいに苦労するかもしれない。でもあえてスポーツマンなら苦労しろとばかりにFA移籍を決意した金本選手。

こういう人たちに囲まれて「俺も頑張らんといかん」と思わない人はスポーツマンと違うね。っていうか、思うからこそプロ野球選手にまでなったはずだし。

さらに理論派の伊良部投手と下柳投手の入団。

野村監督は「野球は頭でするもんや」とおっしゃる。阪神の生え抜き選手は、エリートなぶんだけ、頭で考えなくてもそこそこ結果を残せる。だから、ノムさんの意見と合わない。

でも、メジャー帰りの大投手と移籍の投手が共に頭で考え、緻密な野球をし、結果を残す。

そしてコーチ専任となった和田コーチの存在。野村理論注入の前から、和田メモなるものを残し、理論とデータで野球をやってきた和田コーチ。

さらに、実は理論派の岡田コーチ。理論派ゆえに野村理論と合わなかったのかもしれないけど・・・。

これだけ条件が揃ってたら、頭で野球しないわけにはいかない。

いかないけど、今までのエリート意識が新たな挑戦を躊躇わせる。 そんなときに、星野監督の怒りの鉄拳制裁。 こりゃ、怖くて実行せんわけにはいかんわい。 うまくいったら、選手の奥様にプレゼント攻勢。 分かりやすすぎるアメとムチ。

野村監督の言うところの「タイガースの選手はこどもや」という所以、ここにアリって感じですね。

2003年09月16日

阪神タイガース優勝

前回にここで書くと負けが混むという予言通りに、ロードで負けまくってしまったので 書くのをやめていたんですが、今度こそ解禁?ってことで。

とうとう阪神タイガース優勝です。長かったね。18年ぶりだね。ペナントレース中は、貯金40とかマジックとか言われても夢見てるみたいで、ぜんぜん実感沸かなかったんですけど、というか、今日監督が胴上げされてるのを見ても、夢の中の出来事のようで実感が沸かなかったんですけど、今まで見慣れた選手がペナント持って、グランド1周してるのを見て、ああ、やっと優勝だなって実感が沸いてきました。

それでも、デーゲームのときの赤星選手のサヨナラ打で、星野監督や島野ヘッドの目がうるんでだのを見ると、もう涙腺が言うことをききませんでしたね。

いや、もう本当に辛かったシーズンが続いてたし、今年も、もうダメだろって何度思ったことかわかりませんでしたが、首脳陣はじめ選手の皆さん、お疲れ様&ありがとう&おめでとうございます。

ついでに、私もおめでとう&お疲れさま。

あと忘れてはいけない、サンテレビ、ありがとう。湯浅アナのビールかけ時のインタビュー最高。ABCの武田アナはもう少し頑張るように。

ペナントレースは明日以降も続きますし、日本シリーズも待っているので、しつこく書くと負けがこむので今日はこのへんで。